昨日、帰宅すると1通の手紙が届いていました。
先月引渡しさせて頂いた【新町の細長い家】のお隣さんからのお手紙でした。
今回の新町の家は敷地が狭く、こちらの御宅には、敷地をお借りして足場を架けさせて頂いたり、
作業の音や、粉塵等、工事期間中に沢山の迷惑をかけていました。
それなのに、自分が遅くまで作業し、あたりが真っ暗になった時に駐車場の灯りを点けてくれて、
「遅くまでおつかれさん。」と声をかけてくださいました。
地震があった際には、現場に行くと、「実家は大丈夫だったね?これ持って行きなさい。」と
自分の家族分のおにぎりや果物を分けて下さりました。
工事期間中には励ましの言葉を沢山頂きました。
最後まで前向きに工事が出来たのもお隣さんのおかげと言っても過言ではない気がします。
このような事赤の他人に出来るのか?と言われると、
自分には出来る自信はありません。
しかし、今回このように嬉しくて心が温まる事をして頂き、今度は自分が、周りの方にしていこうと思いました。
されたほうは本当に嬉しくて、気持ちが豊かになるからです。
お客様の感謝の言葉は勿論嬉しいです。
それ以上に、工事に関係のない周辺の方々に優しくして頂けたり、温かい言葉をかけて下さった事は、
人として認めて頂けたような気がして何倍も嬉しいです。
手紙にも書いてありましたが、【何をするにも人の心が大事】これは本当にその通りだと思います。
手紙を送って頂いたお隣さんに恥をかかせないように、この言葉を胸にこれからも頑張っていきます。
この手紙は僕の一生の宝物です。
hatano
投稿日:2016年11月16日
カテゴリー:お仕事