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frank

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Restart

今回の熊本大地震で被災された皆様に御見舞い申し上げます。

 

時間がサァーっと過ぎて、6月になりました。

自分は益城町の惣領という所に住んでいます。

3歳の頃に益城町に引越し、今でも実家のすねをかじり住んでいるので、ほぼ益城で出来ていると言っても過言ではありません。

よく遊びに行ってた同級生の家、お店など、沢山の思い出の場所が壊れてしまい、本当に心苦しいです。

夜、事務所から県道沿いを帰り、沼山津辺りに入り瓦礫の山を目にすると、未だに信じれなくて、気持ち悪くなります。

 

これからどうなっていくのか。

どうしていくのか。

復旧、復興まで何年かかるのかわからない。

そのことを考えると不安になります。

そんな中、自分が出来ることは何かと考えると、普通に戻る事。自分のペースを取り戻す事です。

実家は、運良く建っています。被害が少なかった分早く普通に戻せます。

住む所がなくなり、普通ではなくなった方が沢山いらっしゃいますが、普通に出来る自分達が、少しずつ引っ張っていかなければと思います。

そして自分は建築という仕事をしています。

この地震を経験した者として、今後の建築に活かしていかなければなりません。

地震後、友達が、「はたしゃんが、全部建て直せばよかたい。」と言ってくれました。僕のあだ名は、はたしゃんです。

現実的に不可能ですが、その気持ちは常に持っておこう。準備しておこうと考えさせられました。

 

 

自分には、自分のやり方、考え、思いがあるので、自分らしく頑張って、無理せず、背伸びせず、少しずつでも益城町、熊本に貢献していければと思います。

これから復興していく町が今の子供たちの沢山の思い出になるように、自分達の年代が盛り上げていきましょう。

 

ひとつ、自分の中で残念だったことは、父親が建てた惣領神社が傾いてしまった事。

惣領神社をうちの父親が建てた事は、自分の中でちょっとした自慢でもあって、

自分が、結婚して子供でも出来た時は、「この神社はうちのじいちゃんが建てたんだぞ。じいちゃんすげーだろ。」

と言ってみたかった。

なんだそんな事とは言わないでくださいね。笑

悩んで、考えて、本気で建ててたカッコイイ姿をこの眼で見てたんですから。

 

ということで、

ブログを見て頂いてる皆様、今後共宜しくお願い致します。

 

地震前の益城より、人も町も良い益城へ。

地震前の熊本より、人も県も良い熊本へ。

Restart

 

frank hatano 2016.6.1

 

 

投稿日:2016年6月1日

カテゴリー:未分類